万能食材!!塩豚
こんにちは!10月に入りましたね。
夜は窓を開けると風が冷たすぎて寒いぐらい...
季節の移り変わりは早いですね。
さて、今回はシンプルな豚肉料理をご紹介します!!
「塩豚」ってご存じですか?
豚の塊肉に塩をまぶして熟成せたものなのですが、材料も作り方もとにかくシンプルでいろいろな調理に活用できる便利な食材です。
鹿児島の郷土料理で、塩漬けにした豚肉と根菜を煮込んだ「しゅんかん」というお料理もありますから、鹿児島では馴染みのある食材でしょう。
塩味がしっかりついた豚肉は、臭みや水分がほどよく抜けて旨味が凝縮されたコクのある味わい。
燻製してないにベーコンのような、手軽に作れるパンチェッタという感じです。
好みの薄さに切って野菜と一緒に炒めたり、ポトフのようにたっぷりの野菜と煮込んだり、カルボナーラのベーコン代わりに使っても美味しい!!
煮る、蒸す、焼くなどいろいろ使えます。
写真の塩豚は茹でたものです。※作り方は下記に
茹で汁はスープとして活用できるので、無駄がありません。
仕込んでから完成まで時間はかかりますが、熟成期間は置いておくだけなので簡単です。
自家製の美味しさを、是非味わってみてください。^^
◎塩豚
【材料】作りやすい分量
豚の塊肉...500~600g(豚バラ肉・肩ロースなど)
塩...大さじ1(約15g、肉の重さ2~3%を目安に)
【作り方】
1、豚肉の水分をふき取り、塩をすり込むようにまぶす。
2、ペーパータオルで包み、さらに空気が入らないようにラップで包む。
3、口の閉じる袋に入れ、空気を抜いて冷蔵庫で3日ほど寝かせたら完成。(途中、肉の水分でペーパーが濡れていたらラップごと取り換えてください)
※豚肉は購入してすぐの新しいものをお使いください。
仕込んだ塩豚は冷蔵庫で1週間ほど保存可能ですが、一度に食べきれない場合は使いやすい厚さに切って冷凍保存に。冷凍で3週間ほどはおいしくいただけます。
塩豚を茹でる時は...
鍋に塩豚と被るぐらいの水を入れ(生姜や長ネギの青い部分を入れても良い)火にかけ、沸騰したら弱火にして40分ほど茹でる(水が少なくなってきたら足す)。そのまま冷めるまで置く。好みの薄さに切り、辛子味噌などをつけてレタスで巻いて食べても美味しい。
※冷めるまでゆで汁に漬けておくのがポイント!
熱いうちに取り出すと、水分が抜けて固くなるので注意。茹で汁は醤油、塩などを足してスープに。中華めん、塩豚、ごま油、ネギを加えてラーメンにしても。あっさりとしておすすめです。