生姜のようにも見える「菊芋」。

最近いろんなスーパーでよく見かけるようになりました。

先日、料理教室で...

「菊芋って何？どうやって食べるの？」って話が出たので、

今日はそのことについて書きたいと思います＾＾

私も初めて知ったのは5年ぐらい前だったでしょうか。

お土産に菊芋のお茶をいただいたのがきっかけでした。

菊芋そのものを食べたのはそれから暫く経ってから...

芋と言えば、じゃが芋やさつま芋と似たようなものを想像してたのですが、
これは別物といった感じ。

蕪と長芋を足して割ったような食感で、(うまく伝わりますか？^^;）
火を通すと甘さが増して、もちっとした食感になります。

菊芋はスーパーフードと呼ばれるほど近年注目されているお野菜なんです。

菊芋について簡単にまとめると...

芋と言っても、キク科の植物なのでデンプンをほとんど含まず低カロリー。
菊芋の主成分イヌリンは水溶性の食物繊維で、血糖値の急上昇を抑えてくれる効能あり。
糖質や血糖値が気になる方、糖尿病が心配な方に選ばれるようになり、
今では「天然のインスリン」などとも呼ばれているそう。
腸内環境を整えてくれる整腸作用あり。
ポリフェノールが多く含まれているのでアンチエイジング効果も。


良いこと尽くめですよね！！

炒め物や煮物、スープの他、サラダなどの生食もＯＫ！色々なお料理に使えます。

シンプルに菊芋の味を味わうなら「フライド菊芋」もおすすめです。

少量の油で揚げ焼きにして、熱々のうちに塩をふるだけ！！

青さ海苔と黒こしょうをプラスすれば、磯の香りがふわっと広がって、食欲そそる大人味に。
おつまみにもぴったりです♪

菊芋は11月～3月ぐらいまでが収穫期のようですので、見かけたら是非味わってみてください＾＾

◎フライド菊芋

材料

菊芋...好きな分だけ
植物油...適量
粗塩...適量
黒こしょう...適量
青さ海苔...適量

作り方
1、菊芋は綺麗に洗い、水気をふき取り食べやすい大きさに切る。(皮付きのままが美味しいです）
2、フライパンに2ｃｍほどの油を注ぎ、170度に温め、こんがりと色づくまで揚げ焼きにする。熱いうちに塩と青さ海苔をまぶす。ケチャップやマスタードをつけても◎
※菊芋は火の通り方によって食感が変わります。
始めは外はカリっと中はシャキシャキ、さらに火を通すと中はねっとり、もちっと。
揚げ時間はお好みで♪外と中の違った食感をぜひお楽しみください。