梅シロップとふっくら梅の作り方

こんにちは!
今年も梅の季節がやってきましたね。
毎年恒例の「梅シロップ」作り、今年はちょっとした工夫で、エキスを抽出したあとの梅にシワが寄らずふっくら、食感はそのままカリカリに仕上がりました!
今回は、そんな梅シロップのレシピと、残った梅も無駄なく消費できるような
"ふっくら梅"に仕上げるコツをご紹介したいと思います。
まずは、レシピから...
◎梅シロップ(ふっくら梅)
【材料】作りやすい分量
青梅...1kg
氷砂糖...800g~1kg
酢(穀物酢、リンゴ酢、黒酢などお好みで)...100ml
【作り方】
1、青梅は1~2時間、水に浸けてあく抜きをする。洗って水気を拭き取り、ヘタを竹串などで取り除く。
2、①に包丁で、縦に浅く4カ所ほど切り込みを入れる。
👆ここが今回のポイント!
3、②を保存袋に入れ、冷凍庫で丸一日以上凍らせる。(冷凍することで細胞が壊れ、シロップが早く出やすくなります。)
4、清潔な保存瓶に、冷凍した梅・氷砂糖を交互に重ねる。最後に酢を注ぎ入れる。
5、常温で保存し、1日1回瓶を軽く揺すって糖分が全体に行き渡るようにする。
6、10日〜2週間で完成!
氷砂糖が溶けてシロップがたっぷり出たら、梅を取り出し、シロップは煮沸して保存瓶へ。
※シロップは冷蔵で1年、取り出した梅は冷蔵で2~3か月程度で食べきるようにしています。
今回のポイント💡
実はこれまで、梅の下処理は竹串で10カ所ぐらい刺していたのですが、
気の遠くなる作業に「ちょっと面倒だな~」と思って、今年は包丁で切れ目を入れてみたんです(笑)
そしたらなんと、1個だけシワになった梅がありましたが、それ以外は見た目も食べやすさも満足!!ふっくらカリカリ梅に仕上がりました✨
毎年の梅仕事、ちょっとした手抜きが思いがけず工夫になったりして、それもまた梅仕事の面白さですよね~^^
シワの寄った梅って、再利用がちょっと面倒だったりしますよね?
ジャムや甘露煮にしてもいいけれど、これならそのまま食べても美味しくて、アレンジの幅も広がりそうです。
それに、お酢を加えているので味もさっぱり。
お酢の殺菌効果で発酵やカビも防げるのも嬉しいポイントです。
そして、抽出し終わった梅はこんな活用方法も!!
シロップから梅を取り出し、 軽く塩をまぶして冷蔵庫で寝かせるだけで"カリカリ塩梅"に変身✨
ほんのり塩気が加わることで、味がキュッと引き締まり、これからの暑い季節の塩分チャージにもおすすめです◎
すっぱい梅干しが苦手な方も食べやすいかも。
冷凍した梅がまだ残っているので、今度は砂糖の種類を変えて仕込んでみたいと思います!!^^
季節のお仕事って、不思議と気持ちが整う気がしますね。
ぜひ皆さんも、自分だけの梅仕事を楽しんでみてください♪