春の代表的な食材といえば、『たけのこ』！

掘り立ては甘みがあって美味しいですね。

シャキシャキとした歯ごたえと香りは今しか味わえない春の味覚です。

さて...たけのこを茹でた際に、節の間に白い粒々したものがあるのを見たことありませんか？

一見カビのようにも見えて、これ食べていいの？と思った事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実はこれ『チロシン』という成分が固まったものでアミノ酸の一種なんです！！

アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンの原料になる栄養素で、
自律神経のバランスを整え、脳の働きを助け、集中力を高めてくれる効果があると言われています。

春は何かと忙しくされてる方も多いでしょう。

新しい環境に慣れず、脳が疲れやすかったり、体調を崩しやすい時期でもあります。

たけのこはそんな時期にぴったりの食材なんです！！

季節の食材って、理に適ってますね。

今回は、チンジャオロース風の『たけのこと牛肉の甘辛炒め』をご紹介したいと思います。

チロシンは糖質と一緒に摂取することで吸収率がさらにアップ！

脳のエネルギー源となるご飯（ブドウ糖）と一緒に摂れば効果抜群です。

疲労回復やストレスの緩和、脳を活性化してやる気や集中力を高めたい時におすすめです！

ただ...たけのこは消化が悪いので、食べ過ぎにはご注意くださいね～＾＾

◎タケノコと牛肉の甘辛炒め（チンジャオロース風）

【材料】2人分
牛薄切り肉...200ｇ
酒、濃口醤油...各小さじ2(下味用)
片栗粉...大さじ1/2
茹でタケノコ...80ｇ
ピーマン...4個
生姜...1/2かけ
Ａ酒...大さじ1
Ａきび砂糖...小さじ2
Ａ濃口醤油...小さじ2
Ａオイスターソース...小さじ2
植物油...大さじ1

【作り方】
１、[Ａ]の調味料を合わせておく。
たけのこは細切りにする。ピーマンは縦半分に切り、ヘタと種を取り細切りに、生姜は千切りにする。
２、牛肉は細切りにし、下味用の酒・濃口醤油を揉みこみ、片栗粉をまぶす。
３、フライパンに油と生姜を入れ熱し、香りが立ってきたら[２]を加えほぐしながら強めの中火で炒める。牛肉の色が変わってきたら、ピーマン・タケノコを加え炒める。全体に油が馴染んだら、調味料を加え手早く炒める。