鹿児島の郷土料理講習会

こんにちは!
9月から10月にかけて、鹿児島市の保健所のご依頼で、市内4つの保健センターにて、食生活改善推進員の皆さまを対象にした郷土料理の講習と料理教室をさせていただいています。
この講習会は、「郷土料理の伝承」を目的に、地域で活動されている会員の皆さまが毎年テーマを決めて開催される研修の一つだそうで、今回はその講師としてお声がけいただきました。
講習には、長年にわたり地域の"食"を支えてこられた方がたくさん参加されており、そのような皆さまの前でお話しするのは大変緊張しましたが、
「郷土料理を次の世代へ伝えたい」という共通の想いを通して、あたたかく迎えてくださいました。
講話では、郷土料理の背景にある風土や、暮らしに根付いた知恵、そして現代の暮らしに合った形での工夫などについてのお話を...。
実習では、旬の食材を使ったレシピや、代用食材でのアレンジなども交えながら一緒に調理を楽しみました。
"郷土料理は、家庭の数だけ味があります"
参加者の皆さまと思い出の味を語り合ったり、作り方の違いを共有したりと、私自身にとっても新しい発見や学びの多い時間でした✨
参加者の方からは...
・忘れかけていた懐かしい母の味に出会えて嬉しい
・料理をする意欲がわいてきた、刺激になった
・帰ったらまたすぐに作ろう
・知らない料理が習えてよかった
といった嬉しいお声もいただき、大きな励みになりました。
この講習会は、来月まで続きます。
地域ごとにまた違った出会いや発見があることを楽しみにしながら、郷土料理がこれからも日々の暮らしの中に、やさしく息づいていくようなお手伝いができれば嬉しいです。
「食は人をつなぐ」―――
そんなことも感じた、幸せな時間でした✨😊